知事挨拶
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   群馬県知事 大澤正明
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   群馬県は、長い日照時間と火山灰土の水はけの良い土壌など、農業にとって条件に恵まれた地域です。かつては「米麦養蚕」の複合経営が多くみられ、冬期には上州名物の「からっ風」が吹く中、小麦作りが盛んに行われていました。

   そして、日々の食事において、小麦や自家野菜など、「かかあ」がつくった「うどん」、「すいとん」、「焼きもち」などが食卓を飾り、多彩で美味しい粉食文化をつくりだしました。

   特に「おきりこみ」は、群馬の代表的な「おふくろの味」として県内に広く普及し、今日に受け継がれています。農作業や養蚕で忙しい働き者の「かかあ」がつくる美味しい「おきりこみ」は、囲炉裏を囲む多人数の家族をまかない、身体を芯から温め、腹を満たし、命をつないできたのです。

   しかしながら昨今、これらの群馬の伝統的な粉食文化が、生活様式や食生活の変化に伴い、親から子へ、子から孫へ受け継ぐことが難しい状況です。

   こうしたことから、群馬県では、「群馬の粉食文化・オキリコミ」を無形民俗文化財に3月20日に選択し、これを契機に、もう一度、群馬県の粉食文化を見つめ直し、学び、そして農業や観光の振興にも活かしたいと考えています。

   このホームページでは、群馬の粉食文化とともに、オキリコミなどの伝統食を提供していただいている店舗を紹介しております。

   群馬県民の皆様はもとより、全国から本県を訪れる多くの皆様にも、ご活用いただければ幸いです。

平成26年4月1日
群馬県知事 chiji_shomei